遊休農地が多い県、ベスト10を調べてみました。
これは令和3年12月23日の約半年前に農林水産省から報告されている資料の一部で、令和2年の遊休土地の都道府県別の面積です。

1号と2号ってなんだ?
1号は、「現に耕作されておらず、かつ、引き続き耕作されないと見込まれる農地」
2号は、「利用の程度が周辺の地域の農地に比べて著しく劣っている農地」
1号は、おそらく相続人が農地を耕作せずに放置しており、相続人も農業ではない別の仕事についている場合でしょうか。
1号遊休農地が、実質農地でない土地といえそう
この1号遊休農地のベスト10を並べてみます。
1号遊休農地の面積 | |
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1位 福島県 | 6,553ha |
2位 千葉県 | 6,466ha |
3位 茨城県 | 5,499ha |
4位 鹿児島 | 5,425ha |
5位 長野県 | 4,097ha |
6位 静岡県 | 3,802ha |
7位 熊本県 | 3,561ha |
8位 長崎県 | 3,369ha |
9位 岡山県 | 2,904ha |
10位 青森県 | 2,829ha |
関東寄りの県 の合計が、26,417ha、 の合計が、18,088ha になりますので、関東から比較的近い県に、使われなくなった農地が多いことが分かりました。
関東よりに使われなくなってしまった遊休農地が多い
当社は千葉県にありますので、①~③の3県については至近なエリアですから、非常に多くの相談が見込まれます。
使われなくなった農地のご相談も増えそうです。